【　体験談：　ニート中の重度の鬱、そして自殺未遂。過去を責めないで欲しい。　】

おはようございます。
引きこもりニート不登校アウトロー自立支援施設　“粋塾(イキジュク)”
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です^^

色んなニートの理由を紹介していますが、

大きな理由の１つとして〝鬱〟であったことが1番大きかったように思います。

*

全ての要因を、ベクトルを外（親）に向けて書いてみますと…
下記のような心理状況でした。

 

・親にずっと注意をされたり叱られどうしていいかわからなくなった

・ずっと怒られて育ち自己肯定感が低くなった

・怒られるのが怖くて何かをするのが怖くなった

・怒られるとパニックになり何かをできなくなった

・それでも誰にも相談する人がおらず、自分の話を聞いてくれる人がいなくなった

・友達に話しても「考え過ぎだよ」と言われ、更に話す相手がいなかった

・1人だけで考えて思い悩み、解決する方法が見つからなかった

・当時付き合ってた彼にも相談できず、それだけではなく過去の事を否定され続けた

・過去の話を否定され続け、どうにもできなく自己嫌悪、自己否定、自信喪失のトリプルMAXになった

・過去からの自分を、自分自身が否定初めて自己嫌悪MAXになっていった

・自分自身を嫌いになり、生きている意味がないのだと思い始めた

・自分が生きていたら意味がない存在なのだと思った

その思考に行きつき、仕事をしていない自分・仕事を探せない自分・何も動けない自分が情けなくなり

自分は生きている事さえ意味がなく、

生きていてはいけない存在なんだと思い込み、

息をしている事さえ苦しく思い日々を過ごしていました。

 

*

そんな日を過ごしているうちに、

気付けば〝　死　〟の事ばかり考えていました。

死ぬ方法ばかりを考えて過ごし、誰に何を言われていても脳みそと心にはフィルターをかけ聞かないようにし

でも言葉は入ってくるので、ひたすら自己否定、自己嫌悪、自信喪失を積み重ねる。

その気持ちを聞いてもらえる人は相変わらず1人もいない。

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ただでさえ自分を否定し嫌いになっているのに、

相変わらず、「あの時なんでこうだったんだ」「なんでこうしなかったんだ」と言われ

どうにも変えられない過去の事を責められ苦しくなり

とうとう鬱の極限状態へ突入・・・・・・・・。

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その時にはもう、「死にたい」だなんて事は思っておらず

「もう何もかも終わりたい」「何もかもやめたい」「すべての事を終わらせたい」

そればかりを考える日々。

 

そんなある夜、付き合っている彼との喧嘩後の流れで

ベランダでタバコを吸っていたのに、下ばかりを眺め

様子がおかしい私に彼が声をかけてくれたのですが

その時、精神的に狂った状態になっており…

気付いたら

マンションから飛び降りていました。

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その瞬間になる前、鬱用の薬を服用しており

お酒とミックスされ良くない精神状態になっていたことが大きな原因だったようにも思います。

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過去を責められ、誰にも聞いてもらう事ができず、それでもなお

まだ責められている時は

脳みそが沸騰しているかのような異常になっていた事だけは覚えています。

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自分がどうにかなってしまいそうな異常な状態。

「もう何もかも終わりたい」「何もかもやめたい」「すべての事を終わらせたい」

それが頭の中で全てを覆います。

気付いたら、地面に横たわり、夜空を見上げていたわけです。

血が頭に巡り、目の前が閉じていきブラックアウト・・・・

 

その時思ったのは

「あぁ・・・・・やっと終わった・・・・・・・・」

 

という事でした。

 

人生の走馬灯なんかなく、後悔もなく、

ただただ安堵でしかなかった。。。。。。

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結果的には命は絶たれていなく、骨折と脳挫傷を負うのですが

目が覚めた時は、痛みで3回起きた時のことは覚えています。

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命が助かったことで、

入院生活で困難な日々を過ごし、生きている有難みを知ることで

「死にたい」という気持ちは１ミリもなくなっていました。

 

私の引きこもり人生は幕を閉じる事になります。

*

今回の体験談で伝えたい事は・・・・・・

引きこもりの場合、鬱を併用している時に気を付けて欲しいのが

こんな心理状態になっている人を責めること

答えない相手に対して、言葉の暴力を投げつけること

返事をしない、話さない相手に、過去や今を責める言葉を言い続けること

です。

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鬱状態に入っているならば、専門のカウンセリングを受けるか

まずはひたすら否定せずに話を聞いてあげて下さい。

ぜひ、誰にも言えない思いを聞いてあげて下さい。

決して、できなかった事を責め続ける事をやめてあげて下さい。

今はもう変えられない過去を責める事だけはやめて下さい。

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その時、自分のできてこなかった事や、できていない事を責められて病む事自体は

もちろん本人に問題がある場合がほとんどです。

が、

病んでいる最中にこの事を話すのは逆効果。

受け止める態勢が取れてない時に、できてないことを話すのもよろしくありません。

怒りたい、注意したい、教えたい

そういった親御さんの気持ちも　もちろんわかりますし、

それが愛情だとわかります。

ですが、

現代の若者は、心が弱すぎて…昭和のスポ根、なにくそ根性系に対応できない子が多いのが事実です。

ちょっと立ち止まって、

〝　話を聞く　〟

ことをやってみてもらえたら…と思います。

相談電話の時点で、とっても心配に思える状態のお子さんの話を聞くたべに苦しくなります。

どうか、親以外で安心して話せる人を見つけてあげて欲しい。

本気で思っています。

*

*

わたし自身は今は、あの時死なずに生きていて良かったと心底から思っていますし

あの辛く苦しい経験があるから、同じ悩みの子の話を聞けるし、

死のうと考えている人に平気で聞けるという、人にはできない経験だったと思っています。

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だから、今悩んでいる当事者の方やうちに居る研修生の引きこもりや不登校の経験も

絶対に誰かの役に立つ経験になるという自信が私にはあるのです。

その経験を話す事で「自分だけじゃないんだ」と思う人が1人でもいるならば、その経験も宝物のようになっていくのだと信じています。

そして、それを乗り越えようと粋塾に来て、

いまなお頑張っていることは、とても素晴らしい事ですごい事なんだとそれぞれが気づいて自信を持ってくれたらいいなと思うのです。

自信がない子が多いのは、

自己嫌悪・自己否定・自信喪失の時間が長かったかもしれませんね。

自己肯定感が下がりまくっていたと思うけれど、

それもまた自分で埋めていく方法はあるし、それを埋められるようになった私がいます。

絶対に自分でできるようになる。

大丈夫。

1人でもいい、たった1人で孤独に思い悩んでいる人の話が聞けますように。

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もしご家族で話を聞くのが難しい場合は、できるだけ早く専門機関に連絡してください。

心からお願いします。