2020.10.25 | 不登校
不登校:学校へ行く事よりも笑って幸せな顔を見る方が大事じゃありませんか?
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です^^
最近、10月に入ってから不登校の相談が多いので不登校についてシリーズです。
相談電話で親御さんがよく言っておられるのは…
「学校へこのまま行けなくていいのでしょうか?」
「ムリにでも連れて行った方がいいのでしょうか?」
「高校に入る前に休んでばっかりで高校には入れるのでしょうか?」
という事です。
それも、本人から「学校へ行きたくない」という意志を聞いていてもそれを心配して〝くれている〟のは親御さん。
学校にこのまま行けなくなったらどうしよう…高校に入れなかったらどうしよう…何か方法無いのかな…と、良かれと思って学校の先生を呼んでは、その先生が思うように優しく接してくれなくて…厳しく叱ってしまい逆効果になるパターンがあまりにも多い。
学校としては、「部活だけでもおいで。」「来れるところから来ていいよ。」「数時間でもいいよ。」「無理して来れない日は来なくて大丈夫だよ。」と言ってくれる先生も増えては来ているようですが、昭和の古き良き時代の先生タイプはまだまだ今も厳しい指導をする先生もいるようです。。。
本人が〝何か理由があって〟休んでいるのに、それを知ろうとしずに、学校へとにかく連れ出そうとして失敗をし…大人に対して不信感を抱き、あの先生がいるところには行きたくないと思わせてしまう…
しまいには
家では、「なんで学校へ行けないの?」の質問攻撃で答えるのすら億劫になり学校へ行けない自分に対する肯定感がMaxに落ちて、自分の事が嫌になってしまう…この負のループがとても多いです。。。
精神的に学校へ行く事に対して、心が追いつかない時、
さらに心も病む事、
行けずに困っている気持ちに追い打ちをかけるより…
笑って過ごしている姿を見る方が良くありませんか?
今、芸能人の自殺のニュースがテレビでもネットでも流れています。心が弱い子に追い打ちをかけるのは、ちょっとお休みして…少し休ませてあげても良いのではないでしょうか?
お子さんが学校へ行けなくても、笑って、元気に過ごしている方が良くないでしょうか?
最近の子は心が弱くなり過ぎて、心的にあんまり良くない傾向になる事が多いです。
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それでも学校へ行く事を優先した方が良いと思いますか?
笑っていずとも、心を病んで、苦しい想いをして、学校へ死に物狂いで通う…
その方が良いのでしょうか?
とても難しい判断だとは思いますが、本人の意志を尊重して休ませてあげてみる事もして欲しい、そして本人に学校へ行く行かないを決めることを任せてみて欲しいと思う今日この頃です。
休み癖がつくのは心配だとは思いますが・・・
休む理由の根本の解決ができない限り、無理に通わせても何も変わりません。
もし休みが続いて困るのは本人です。
それも本人に任せれば、自分で考えてどうにかしようと動き始める可能性もあります。
動く前に手を差し伸べるから動けなくなるし、自分の考えを外に出せなくなる。
どうしたいのか?をただただ聞くに徹して
否定せず、受け止めて、聞いてあげてみて下さい。
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どこかへ預ける事を考える前にできる事として
ぜひやってみて下さい。
わからなくなったら専門機関に聞いてみて下さいね。
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粋塾では、不登校だった子が通信制高校へ転校や進学をしたり、通えなかった高校に平日通えるようになっています(*´ω`*)通信制高校や定時制高校、いろんな方法があります。今ある選択を増やしてあげて欲しいです。
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写真は、教員免許をお持ちの氷室建設の総務:太田さんが寮へ来てFちゃんに勉強のコツを教えてくれているところです。太田先生に聞けば経理関係や、勉強のコツも1発でわかります☆彡いつもお世話になっている方です。ありがとうございます!!