【　NHKドラマ『こもりびと』感想①　相談電話で良くある40705080問題の話と同じでリアルでした。　 】

おはようございます。引きこもりニート不登校アウトロー自立支援施設　“粋塾(イキジュク)”
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です^^

先日NHKさんでやっていた、引きこもりを題材にしたドラマ。『こもりびと』を見終わりました。

　誰かに内容を話したりブログに載せようと思って最初の部分をメモしながら見ていましたが…

引きこもり相談でフリーダイヤルにかかってくる内容と、非常に似ている…もしくはそのままでした。

（ネタバレ注意ですが…ざっくりと内容を、相談電話の共有メモ風に箇条書きで載せてみますね。）

40歳息子。高校卒業後に大学受験するも失敗、社会人になるが長続きしない。
理由は不明だが仕事へ行けなくなりかれこれ10年以上部屋に閉じこもっている。
たまに夜にのみコンビニにも言っているが、父親とは話していない。
母親は病気で他界しており父親と2人暮らし。生活費は親がたまに1000円札や小銭を
玄関口にある箱に入れており、それを使ってコンビニで何かを買っているようだ。

しばらく入浴もしていないと思う。父が働いている間は何をしているかは不明だがパソコンで何かゲームをしているようだ。イヤホンをしているので、こちらの声かけにはほぼ反応はない。

今回相談に至った経緯としては父親がと倒れ病院に行ったところ、胃癌でステージ４と言われた。

自分が死んだあとに息子(次男)の事が心配になり、姪っ子と一緒にいろんな専門機関に行ったが
40歳以上の相談にのってくれるところが少なく、途方に暮れていた。
区役所の相談センターでは40歳以上なら保健所に行ってくれと言われ、保健所では10年以上の引きこもりの場合は病気がある可能性もあるので精神科に行った方が良いと言われる。引きこもりの親や子供の当事者の会などにも参加もしたが解決の糸口が見つからず。

本人が夜中にコンビニに行った隙に、姪っ子と父親で本人の部屋に入りパソコンを探ると
〝引きこもり〟について調べている形跡あり。他には資格取得を考えている様子が伺えた。
本人が戻ってきた事に気付き急いで部屋を出るも気づかれてしまい、怒らせてしまう。

話し合いなどもできない状態になってしまったが、パソコンを見た際に見つけたtwwiterのアカウントを知り
父親もtwwiterを覚える事に、息子：カチナシオ。父：パンク先生。ネット上の繋がりで会話のやり取りをするが、ある時に父親だと気づいて自殺をほのめかすツイートをして線路で落ち合いバレてしまった。

父が倒れる。その時既に遅し…。父は他界してしまった。
葬儀をすることになるも長男は海外出張か海外就任をしており喪主がおらず葬儀の日程をずらそうと親族で話し合っていたが、次男が現れ「俺が喪主をやる」と言った。当日になり喪主が現れずに葬儀が始まる…

最後の挨拶で、ギリギリに喪主が現れる。

最近の相談電話でも多いです。

こういった現状が、40705080問題のリアルです。

同じような状況にいるご家族いらっしゃいませんか？

どこに相談しても解決に至らずに結局のところたらい回し状態…

家族ではもうどうにもできないのに、途方に暮れてお手上げ状態‥‥

困っている方は、

一度ご相談下さいませ。