「粋塾」公式ブログ
支援と支配@新潟
支援と支配
支援していると思っているならそのことを疑ってみよう
その人のために
と思ってやっていることが実は自分のための行動だったりしていませんか?
例えば、子供が学校に行きたくないといったとき
とっさに何を思いますか?
子供がぐったりしているなら話しは別ですが
私は困る!先ずはこれ
今日の予定は?医者に行かないと?!
仕事、用事、休む?断る?
気が付くと自分の都合で物事を考えています。
子供の事がすっかり脇に追いやられ
自分のことでいっぱいです。
あげく、学校行けない?なんて事を言います
学校は休まないほうが良い
そんな思い込みを利用して
自分が正しい事を言っていると思い込み
目の前に居る子供を見ていない。
体調不良ではなく、何か他の理由で休みたいのかもしれないのに
子供の話を聴いてやることもせずに
無意識に
学校に行かないと、お母さんが困る
学校を休む事は悪い事と子供に刷り込んでいるのです。
そんな事ないのに。
体調が悪くても
気持ちを伝えたくても
話を聴いてほしくても
これでは無理ですよね。
我が子が何も話してくれないと
良く聞きますが、振り返ると
話を聞こうとしていなかったのは、誰でしょう?
話を聴いてくれない人に自分の事話そうなんて思わないですからね。
子供の面倒を見ていると思っている
親子だから分かり合えると思っている
子供だからと思っている
私が以前思っていたことです
子供の面倒は勿論見てますが
子供からの愛を受け取りそれが原動力になっている事
どんなに理不尽に怒っても
いつもそばにいてくれる
無条件に愛してくれる子供に感謝
親子だし、家族だし、わざわざ言葉にしなくても分かってくれるだろう
そんな思い込み、ありませんか?
伝える努力をしないで伝わることはありません。
言わないとわからないです
何となく伝わったと思った
なんて都合のいい思い込みは危険です。
伝える努力
伝わるタイミング、言葉にしないのなら相手に対する敬意の視点を忘れないことです。
子供だからこそ
親の思い込みを刷り込ませたくない。
自分も子どもの頃親にられた時
言われて嫌だったことありませんか?
それ?!自分の都合でしょう?
何でも押しつけてくるな!
お母さんのように、お父さんのようになりたくない!と
人の話聞きなさい!と言うなら
そちらも私の話聴いてよ!と思ってました。
昔親にられて嫌だった言葉
お子さんに投げていませんか?!
同じ事くり返していませんか?
自分の都合で子供を動かす
自分の都合で人を動かそうとする事
良かれと思って、と言いますが
それは自分のためですか?相手の事を思っての事ですか?
深く考えてみて下さい。
支援と支配
支配にならないように
たとえ子供が失敗しても
どんな状態になっても助けるよ
そんな姿勢、失敗させない!ではなく
失敗から学ぶことばかりだと思うので
失敗のその先を一緒に考えて
寄り添うこと。
見守る力が支援なのではないかと思います。
寄り添うことしかできないのかもしれません。
人は変えられない
このことを常に考えて
今の言葉は相手のための言葉か、自分のために発した言葉か
そんな事を考える日も良いかもしれません。
無意識
思い込み
決めつけ
今を生きる。
過去のトラウマ
未来の不安に飲み込まれないように
今を、楽しくいきたいものです。
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