「粋塾」公式ブログ
年越しそばと餅つき
スタッフの武藤です。
年末年始に関する話題です。少し前の話題で申し訳ございません。
令和3年末、粋塾の研修生の中には、全員ではないですが実家に帰省する者もいます。こういった自立支援施設で、帰省するということはあまり考えられないことです。中には、「帰って来て大丈夫ですか?」と心配する親御さんもみえますが、そんな心配は一切要りませんでした。帰省期間が終われば、全員元気に土産を携えて寮に戻ってきました。親御さんからは、わが子の成長した姿に驚いてみえる知らせをもらいました。
寮に残っている研修生も、年越し、正月気分を味わえるようにします。
大みそかの夜、塾頭自らが調理し、全員に年越しそばを振舞いました。毎年のことですが、とてもおいしくあっという間になくなってしまいました。みんなでワイワイ言いながら、食べ、新年を迎えたらみんなで「おめでとうございます」と言い合います。中には、何杯もお代わりをする者もいます。
元日には、餅つきをしました。石臼と杵でいちからつきます。前日にもち米を水に浸し、元日の朝から蒸します。そして、一人一人全員がつきます。ほとんどの研修生が初めて杵を持ち、初めて餅をつく者ばかりです。それでも、何度かつくうちにさまになってきます。
臼と杵でついた餅は伸びが違います。ついた餅はみんなですぐに食べましたが、あっという間になくなってしまいました。
また、わずかですがついた餅を丸め、自分で丸めた餅を各家庭へも郵送しました。親御さんからは「とてもおいしかった」とか「餅をいただきました。わが子がついたかと思うと、思わず涙が出てきました」といったうれしい返事もいただいています。
ともすると、年越しそばや餅つきなど、年末年始の行事が行われなくなりつつあります。そんな中、粋塾では年末年始の行事を体験することができます。季節感を味わううえで大切にしていることです。
1月5日には、寮の近くの神社へ行きお祓いを受けてきました。これもなかなかできない体験です。粋塾にいるからこそ経験できることもあります。
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