- 相談者
- お母さん
- 相談対象
- 中学3年生の息子
小・中学生
《1回目の相談電話》
中3の息子、私立受験を受けに行かなかった。中学受験は失敗してて今は公立の中学に行った。
中2の1学期から行かなくなったが、2,3学期は登校。中3の1学期行かなくなり、
2月期は遅刻ばかり、3学期行ってない状態で、受験行かず。
友達は多くて、休んだ時も連絡来るし、仲良くやってるようだし学校の先生も理由がわからないと言ってたが
思い出すと物がなくなる時期があったような気もするし、本当はイジメのような事があったのかもしれない。わからない。
女子に軽くからかわれたみたい。でも、言い返すのも面倒やり返すつもりないと言っていた。
高校受験へ行かなかった時点で、「もう高校行かなくていいよ・勉強しなくていいよ」と言ったけど
今更なに?的な返事をし、今年受けたいというので勉強するように言うが、「うるさい!」と言われてしまい怒らせてしまう。
今まで厳しく育てた自覚があるが、今はどう接して良いかわからなくなってる。
「お母さんはおかしい事はやってない。でもいちいちイラつく。お母さんに対してストレスを感じる。
お母さんも僕にストレス感じてるでしょ?」「依存症に見える。もう僕に構わないで欲しい。お母さんと離れたい。」と言ってくる。
2日くらい接しないようにしているが、2つ目の受験の目前なので不安になって色んな施設に電話をしています。
《2回目の相談電話》 2,3日後に心配していた事態が起き、2度目の電話が来る。
今日息子が学校のテストの日だった。行かなかった。再テストがあるはずと言い
母親が担任に確認すると 再テストはできないと言われた。
その事を本人に伝えたあと担任が学校に掛け合ってくれて 再テストが可能になった事を本人に伝えた。
結果本人は逆上し、父親と取っ組み合いになり その最中その包丁はしまったようだが包丁を持ち出した。
母親は怖くなり家の外から電話してきた。
■対応:《1回目の対応》
とにかくお母さんの不安をたくさん聞き、どんな行動をしていたのかを細かく聞く。
うちの塾頭の別会社である氷室建設は元受刑者もいるし、ヤンチャしていた人もいるし、そっち系は得意ですと伝える。
家庭内暴力系の子は、何で怒り沸点がMAXになるかわからないので早急な対応をした方が良い事をお伝えする。
今はお父さんより小さいからまだ良いが、体が大きくなってきたら対処できなくなるから怖いですよねという話をしつつ
まずは相談者であるお母さんの不安・心配を吐き出すように聞きました。見学を激しくおススメする。
■対応:《2回目の対応》
事態は緊急を要するから 今から氷室が迎えに行くかこっちに来てください。と話し 現状連絡待ち。
そのまま他県から、愛知に来て緊急の見学・相談・打ち合わせとなる。
そのまま預けてもらうという覚悟を決めてもらい、翌日には連れ出しとなった。
■現在の様子
今現在、研修生として過ごしているがこの時の様子がうかがえるような姿はない。
最初は、誰の事も論破する事ばかりをしていたり、本心がわからないような会話をしていたが
学校へ行ったり仕事の研修に行っているし、包丁をつきつけた事実も人に話せるようになっており、
見学者の親御さんに話してくれたり、新しい研修生にも話して、ダメな自分も受け入れ始めてる様子。
意識が高く、今では頼れる人にもなっている。高校へ行く間、3年居させてください!と言ってるので
粋塾には3年居る予定です。
誰の事か分かった人もいるかもしれませんが、あえて名前は伏せさせてもらいます〇