こんにちは代表の氷室です

今この日本では引きこもりや不登校
家庭内暴力や発達障害の影響での人間関係の不和など

お子さんや親子関係の問題が山積しています。

粋塾で預かる子達を見ていても　個々を見れば良い子ばかりで問題児言うほどの子達はほとんどいません

ですが
学校や家庭などの集団生活の中では　うまく立ち回れない　コミュニケーションが上手くできない

その結果
引きこもりや不登校
中には暴言や暴力などにまで発展するケースがほとんどです

何故そこまでの状態になってしまうのか？

そこには様々な要因がありますが

粋塾で預かる子達のほとんどには

必ず持っている言っても過言ではない共通点があります

それは
依存です

そして
その親御さんも依存

この両者が関わる事で生まれる共依存という関係性

全てがそうとは限りませんが
粋塾では自立を目指す以上

この依存という考え方価値観からいかに脱却するか？を特に大事な事として捉えています

なのでそこから脱却する為の手段としてまずは

自分の事は自分でやる

自分の事は自分で決める

自分が決めた事は自分で責任を取る

言葉にすると当たり前のことですが
まずはそこから始めていきます

粋塾にはカリキュラムもマニュアルもありません

一人一人が家庭環境や価値観が違う以上

それをやったとしても また学校や社会の枠と同じ事になるからです

粋塾で預かる子達にある共通点である共依存

それが現実的にどういった影響になるか？

それは コミュニケーションに最も出やすくなります

依存的な考えが身に染みている人間は

基本的に
嫌な事は人のせい

面倒臭い事は人にしてもらう

という発想になります

なので 人間関係の中では

常に他人にベクトルが向き

集団の中では爪弾きにされてしまう

何故なら
他人にベクトルが向いている以上

ありがとうやごめんなさいという言葉が出ないからです

僕は
人の基本は
ありがとうごめんなさい

ここから始まると思っています

その認識を持つ為には
自分の人生は自分のもの

自分で責任を持つものという認識が必要です

その認識を持つには
自分の事を世話してくれて当たり前と思っている親御さんと離れる事が良い結果を生み出すケースがほとんどです

粋塾に相談来られる親御さんは
まさか自分の子がそういった状態になる何て事は思いもしなかったと

みなさん口にされます

そしてそれと同時に
ご自身を責め苦しんでおられる方達ばかりです

世間では
こういった子達を持つ親が悪い！
とよく聞きますが

そういう風になって欲しくて育てたのであれば確かにそうでしょう

でも実際は
100人いたら100人ともそんな風には思っていない

どの親御さんも
子供に幸せになって欲しくて子育てを頑張ってきた

それを重々わかっているからこその必要な距離なんです

今親子関係で苦しんでおられるのであれば　一度粋塾に来て　うちの子達と接してみて下さい

みなさん口を揃えて言われます

この子達が本当に引きこもりなの？
不登校なの？何か問題があるの？って。

距離を取るという事は
現実的に親と離れるという事

親と離れる事によって

今までの当たり前が変わり
当たり前の様にしてもらってた事が
当たり前ではないのだと気付きます

当たり前
という言葉の反対は
ありがとうです

粋塾は
本来あるべき親子の形を取り戻す為に日々スタッフ一同頑張ってます

いつの日か 今の苦しい状況を家族で笑って話せる様になるまで共に頑張りましょう