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引きこもり相談例:暴言暴力に怯えて言う事を聞き、それに慣れてきて麻痺してませんか?
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です^^ 最近、似たようなケースが続いているので相談例としてご紹介していこうと思います。
家庭内でお子さんが暴言が激しくなり…それを抑えるために言う事を聞く親御さんが増えています。
暴言だけなら良いのですが、物を投げたり、壊したり、家中のものをめちゃくちゃにする。壁に穴を開ける等…
癇癪を起して手がつけられなくなるので、お子さんが言う事をやってあげてしまう。
特に多いのは、働いてもいないのにお金の要求をしてくる子が多い事。そして、我が子が暴れ…手を出された事を思い出すと、またやられるのが怖くなり、お金を与えてその場をしのぎおとなしくさせる親御さんが多いなと感じます。親御さんだけでなく祖父母さんにも多いです。
そして、その状況に慣れると…子供は子供でそれが当たり前になってしまい、親側も感覚が麻痺してしまい…ずっと同じことが繰り返される。
どこか諦めもあるのでこの現状に慣れてしまって、もはやその状況が普通になっている家庭がそれはそれは多い事に驚くばかりです。
気付けば50706080問題のような状況に陥っていませんか?
父母が60歳定年を迎えそうになっている年齢もしくはそれ以上70歳くらいになり…お金が出せなくなってきて、やっと問題勃発として相談をする。
暴言暴力をふるう子は、親に対して決まって「お前のせいだ」「親のせいで自分はこうなったんだ」と言っているため親御さんも自分のせいだと思い込んでしまいます。自分の責任だと感じて、自分でできる範囲まで頑張ろうとしてしまう結果が…お金を与え、自由を与え、同じ事の繰り返しの時期を積み重ねるだけになってしまう。
もちろん親御さんの接し方で間違えがあった事もあるかもしれませんが、この状況は
ハッキリいって異常です。
暴言暴力に我慢をし、お金を与えてあげる事がお子さんの未来のためになるのでしょうか?
月日が経ち…
親御さんがいなくなった時、お子さんは自分の力で生きていく事ができるのでしょうか?
「親がいなくなったら自分は死んでもいいや。」そう言っていた25年ひきこもっていた女性もいます。
誰かが我慢をして苦しんでいる状態から、早く抜け出しましょう。麻痺している感覚に気付いて欲しいです。
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もしかして…
うちの家族のこの状況っておかしいのかも…
そう思っているのならば、誰かに相談してみて下さい。
相談する事は、恥ずかしい事ではありません。
家族ではもう無理… 限界が来てしまいました… と言って、相談をされる方はとても多いです。
もしかしたら電話だけでも解決の糸口が見つかる場合もあるかもしれませんし、危険度が高い重症な場合もあります。
普通ではない現状が家庭内にあるならば、まずは誰かに相談してみましょう。家族の明るい未来を諦めないでもらいたいです。皆で笑って未来を過ごしたくないですか?
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