共に仲間と研修してきた日々@熊本校

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「粋塾」公式ブログ

2021.09.02

引きこもり、ニート、不登校、家庭内暴力登校拒否、発達障害、カウンセリング、相談
自立支援センター粋塾熊本校

皆さんお疲れ様です。
熊本校スタッフのしゅうです。

今日は現在いる塾生で出会ってから1番絡みが深い、卒業生テルさんの事を話したいと思います。

テルさんは、僕が粋塾を卒業するまでにすごい助けてもらったり、してもらったことが沢山あるのでこのブログを読んでいる皆さんに粋塾に来てこんなストーリーが出来るよ〜みたいな事が伝れば良いかなと思います！

まずテルさんと出会ったのは、3年前の2018年の6月でした。当時はまだ粋塾ではなく耕せにっぽん愛知校でした。

まず愛知に来て、塾頭の氷室さん、角谷さんと氷室建設の土場で働いている人や事務所の方にあいさつをしました。

土場では、当時研修生だったカズトさんも働いていて、皆さんとてもフレンドリーな印象でした。

そこから、寮に行き寮母さんや他の研修生にもあいさつをしました。

初めはとても緊張していたのですが、段々と寮での生活に慣れ始めました。

テルさんは元々氷室建設の研修に行っていたのですが、飛んで1ヶ月後に決心して帰ってきて、僕が来た時は研修に行っていませんでした。それから7月の後半から僕の初めての研修が決まり、テルさんとレゴランドホテルの清掃に行き始めました。

毎日テルさんが行き帰りで運転してくれていました。僕は当時15歳で働いたこともなかったのですが、働いて、仲間と一緒に帰るという貴重な経験を出来てなんか充実しているなと感じていました。

最初はやっぱり、一部屋掃除するのに時間が掛かっていたのですが日に日に速くなり、1日に清掃する部屋数のノルマも達成出来る様になって褒められそんな毎日が楽しくなり、周りにも徐々に心を開けるようになったと思います。

テルさんとも、最初は全然会話していなかったのですが少しずつ会話が増えて行きました。

ホテルの清掃が終わった後に、氷室さんから電話がきてよく家に向かい、犬の散歩が終わった後にご飯を食べたのはとても良い思い出です。

それから9月になり、派遣が切れて次は、足場屋の土場の研修に行きました。

そこも僕らが初めての研修先だったのですが、とても良い人たちで何も分からない所を一から教えてくださり、主に足場のシート洗い、道具の整理だったのですが熱い日も雨の中でもテルさんと2人で頑張って研修をこなしていきました。

帰りには、ドラッグストアに寄って一緒にお菓子を食べたり、音楽を聴いて帰りに1時間半くらい運転してくれて寮に帰っていました。

往復で3時間も運転して免許を取った今だからこそ、いかに大変だったのかを知れました。

そこから11月頃、足場屋の研修最後の日で氷室建設の研修に行くことは決まっていたのですが、足場屋の会長と呼ばれる人から、絶対きつくて辛いと思った時はここに来て、いつでも雇うから待ってるぞと言われた時は、当時の僕は深く考えていなかったのですが、今考えると本当に僕のことを想っててくれていたんだなと思いました。

解体屋のきつさを知ってるからこそ、ぼくに言ってくれたのだと思います。

それから僕とテルさんは、氷室建設の研修に行きました。

今までの仕事とは、全然比べ物にならないほどレベルが高く、精神的にも肉体的にもきついものでした。