「粋塾」公式ブログ
引きこもり自殺未遂したから言えること。〜死にたいは生きたいの裏返し〜
【引きこもり自殺未遂したから言えること。〜死にたいは生きたいの裏返し〜 】
おはようございます。
引きこもりニート不登校アウトロー自立支援施設 “粋塾(イキジュク)”
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です。
最近の相談電話で「死にたいと言っている」「自殺した親を見た」等と「死」を連想する言葉を聞く事が増えてきているように思います。日本の自殺者数を調べると…最近は2万人を下回っていると記されていますが1978年から2万人を下回ったのは初めてだそう。
少なくなったように見えますが、2万人です‥‥‥。この数、普通に考えて異常だと思いませんか?…
わたし自身は極度の自己否定からの鬱状態になり、薬×お酒のMIXを飲んだ時に飛び降りの自殺未遂をしたことがあり、今この仕事をする上で何が必要なのだろう?と考えると…
とにかくすぐ話させてあげるしかないと思うのです。
それも有る程度、話が理解できて、受け止められて、否定しず聞ける人が話すこと。
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大人が良かれと思って、「頑張ろうね。」「あなたならもう少し頑張れるよ。」「大丈夫できるから。」と言ったところで、その言葉はその子には入らない。それでも応援するという意味でその言葉を発するしか方法がわからない大人がそれを言うと…すでに頑張り過ぎているのに、また頑張れって言われても困るんだけど…みたいな負のループになり、いい加減自分の気持ちをわかって欲しくて泣いて訴えてもワガママだとみなされ受け入れてもらえない。
厳しく育てる・躾をするという意味ではそれが必要な場合もありますが…心がパンクする手前で、それはいったんやめてあげて欲しいです。
なので私達のような専門機関にお願いする事をすすめます。
もしもお子さんや、これを読んでいるご本人さんが少しでも「死」を連想する言葉を発したらどうにかして私と話させてください。私じゃなくてもいいです。経験者と話をさせてあげて下さい。
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相談電話があるたびに自分の過去の気持ちを振り返り、何か役立てないかな?と考えるのですが…
わたし自身は今はそういった事を思っていないとは言ってはいますが、正直未だにある気がしてます。。。
「私なんてもうどうでもいいや。」「別に死んでもいっか」みたいな命に対しての安易な考え…。
長年自分を大切にして来ず、自己否定、自己嫌悪、自己肯定感が低い中で生きていたのでいつでもその考えに行ってしまうので、癌にも2回なって命に対して大切さを思い出したのだろうなぁと思いますが、これはもう癖みたいなもんだと今は思っています。
どうせ理解してもらえないならいっか。どうせ誰にもこの気持ちはわからないしもういいや。諦めみたいなものですね。今は信用できる人に囲まれているので、その気持ちもすぐに修正されるので整って戻っていきます。
あと考え方も変わった気がします。
そう思えるからこそ、何かに恐怖心がないためにビビったりチキらずに色んな事ができる事実が今はある。
そしてこの経験は、同じ想いをした人のためだと思い、
今悩んでいる若者から大人…死にたいと思ってしまった人のための経験だったと思って、話せることを切に願っています。なんなら粋塾に入らなくてもいい。まず話をさせて欲しいです。
何も考えずにのんきに生きているよりも(否定はしてません)、死にたいと思ってしまえるほど本気で生きようとしている…その命をどうか大切に、その悩みを見逃さずにしていきたいです。
また数日、このシリーズを綴ってみようと思います。
過去の投稿↓
引きこもり自殺未遂したから言えること。〜精神科の薬は飲まない方がいい。〜
引きこもり自殺未遂したから言えること。〜寝たきりになったら赤信号〜
引きこもり自殺未遂したから言えること。〜死にたいと思っているうちはまだいい。〜
2020.10.2 | 引きこもり暴れる家庭内暴力 ブログ
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