「粋塾」公式ブログ
引きこもり自殺未遂したから言えること。〜20年引きこもっていたから会えた人〜
【引きこもり自殺未遂したから言えること。〜20年引きこもっていたから会えた人〜 】
おはようございます。
引きこもりニート不登校アウトロー自立支援施設 “粋塾(イキジュク)”
引きこもりカウンセラー兼スタッフの理沙です。
最近の相談電話で「死にたいと言っている」「自殺した親を見た」等と「死」を連想する言葉を聞く事が増えてきているように思いたまに経験からの気持ちや体験談を綴っています。
先日お話した方で、20数年引きこもっていた方がいました。
家を出ないといけないから、粋塾に行こうという話をしたところ「ここに居れないならもう自死を考える」とおっしゃっていた。「生活をする事ができなくなったら生きていなくても良いと思っている」とも言っていました。
そんな風に言ったとしても、20数年も生きていてくれて良かったなぁと心から思いました。
じゃなければ、私達との出会いはなかったのだから。
自立する、働く…まで時間がたとえかかったとしても、20数年も1人で生きてきた人が、頼れる人がいなくなったからと自死を考えるだなんてもったいないと心から思いました。
ちょっぴり人慣れしてないかもしれないけれど、「自死を考える」と言っていた人が、
皆のいる場所に来てご飯を食べたり、コーヒーを沸したり、はたまた1人で散歩をしている姿を見ると…何とも言えない温かい気持ちになります。
*
自死を考える、言葉に出すほど
本人にとっては難しい事が、それがたとえ外へ出る事であっても
家族やわたしたち専門機関の人間は、その人の明るい未来を信じてやみません。
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あの言葉を言われた時、一瞬…
ムリに外へ出して自死を考えたらどうしよう
と思ってしまう私もいました。
それでも…
外へ出る事を一緒にしたいと思いました。
今の環境から1歩だけでも出てみること、それが何か変わるキッカケだと強く思うのです。
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引きこもり期間が短い人も長い人も、
家の外へ出るという事だけでなく
今の環境から外へ出る事。
それがとっても大切なんだと感じる今日この頃でした。
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自死発言をする人には、わたしのリアルな自殺未遂話をして痛いし辛いしやめたほうがいいと伝えたいし、一緒にでかけたり話したいなと心底思います。粋塾に来る来ないはおいておいて…とにかく話をしたいです。
もしも、自殺願望の強いお子さんがいて、話をする事が可能ならば
こんな人(私)がいて、死にたいって思った人と話したがってると言ってもらって話せるようならお繋げ下さい。このブログを見せてあげても良いと思います。
こんな風に経験した人がいるんだよということ、
〇〇にとって、経験したことがある人と話す事が楽になるかもと思って…とチラッと教えてあげてみて下さい。
話し方がわからなければ電話で相談下さい。
自立支援施設に入る事が全てではありません。
今目の前で悩んでいるお子さんの、楽になる方向を見つける事が優先です。
出来る事は家庭でできる事をお話します。
相談だけでもお待ちしています。
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2020.10.2 | 引きこもり暴れる家庭内暴力 ブログ
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